無料競馬予想|アーリントンカップ(G3)雨によって大波乱!?

過去の予想

まずはじめに、今年のアーリントンカップを予想する上で、きちんと向き合わなければならない最大の敵というのが…馬場の状態と、天気予報です!
それでは、今回のアーリントンカップ、勝負のポイントから紹介していきたいと思います。

今与えられている馬場コンディションを「最も味方に出来るのはどんな馬なのか?」論点は全てココにあります。ココを外すと勝機は絶対にないと考えます!
当たり前の話ではありますが、こうした混沌としたメンバー構成のときだからこそ、基本に忠実でいたいと考えているのです。
今の阪神競馬場というのは、ちょっとした雨量の差で大きく180度ひっくり返ってしまうのです。
先週のレコード決着となった桜花賞のような晴れた馬場でのまるで「コンクリート」のような馬場状態であれば、黒船産駒で優勝したソダシやサトノレイナスやファインルージュを筆頭にディープインパクト系の3頭が2.3.4着などに好走するなど、圧倒的にスピードタイプが優勢でした!
スピードレースへ対応するためには、「フレッシュな状態」でいる事が重要なので桜花賞の上位3頭がそうであったように、ぶっつけ本番の直行ローテは重要なファクターだったという事が言えるかと思います。
しかし、雨が降ってしまうと話は変わってきます!
その分かりやすい対象比較で考えると、直近のマイル戦では最後に道悪にて行われた「六甲ステークス」。まだAコースを使っていた週ではありましたが、この時もレース当日に「良⇒稍重」へと悪化し、LクラスのOP馬が2勝クラスのメンバーよりも極端に1.4秒もタイムが遅くなりました。
良馬場であった土曜日では、11頭中9頭が上がり33秒台をマークしていたのに対し、突如として苦しい直線勝負となった日曜日は、上がりも0.7秒も遅くなり33秒台を叩きだしていたのは、ヨーロッパ血統の1頭のみ!
この1頭を除きすべての馬が34~35秒台までの苦しい失速戦となっていたのです!
この現象の引き金となっているのが、表面上の芝生の状態ではなく、その下の状態です。
京都競馬場が使えなくなったという事により、例年よりも同じコースを長く持たせようと考えると路盤の土を堅く固める事によって壊れにくい馬場質にするのですが、それが雨によって一気に地中の水分量が上がってしまうと、今度は一気に粘着質の強い馬場へと変貌してしまうのです。
だからこそ、今の阪神競馬場で重要なのは、表面上の芝生の痛み具合ではなく、土の状態が堅いのか?柔らかいのか?というのが凄く重要になってきます。
そして天気予報では、前日の夜から降り続けるという予報になっておりますので、稍重以上の道悪は避けられないだろうと考えています。
そうなってきますと、六甲ステークスで好走した面々の様にパワーのある馬力血統、スタミナ量が豊富なヨーロッパ血統、この2つが重要になってきます。
経験値の浅い3歳戦という事を考えると、既に道悪馬場を経験しているという事も凄く重要になってくるのではないかと考えています。

このアーリントンカップだからこそという注意点を挙げるとすると、参戦してくる多くの馬が未だ賞金が不足しているという事。次のG1への出場権りを持っていないという馬が多いという事なのです。
これがどういう事になるかと言いますと、コースレイアウトそのものは、外回りコースなのにも関わらず、G1・NHKマイルカップへの優先出場権である3着以内を狙って、全体的に早く仕掛けるという傾向が強いという事なのです。
直近5年間では、最も早い34.1秒だったのに対し、上がり3ハロンは36秒台まで時計が遅くなっての失速戦となっていたのです。
コース形態自体は直線の長い阪神外回りコースなのにも関わらず、溜めて脚を発揮する瞬発力勝負ではなく、最後まで早い流れから振り落とされないだけの持続力とスタミナが重要になってくるのです。
尚且今年の場合には、雨で道悪決戦ともなれば更にその我慢比べの要素が重要になってくると思います!

以上、ここまでをもとに今年のアーリントンカップだからこそ注意が必要な好走条件をまとめると、5つあります。

●金曜日から降り続ける雨に勝てる豊富なスタミナ血統
●道悪での好走経験が過去にある
●はや仕掛けによる持続力勝負から振り落とされないだけの追走能力を持っている
●今回の阪神と同じく激坂コースへの適性の高さも既に証明済み。
●上がりが34秒以上も掛かる苦しい失速戦を得意としている

この5つを装備した、大波乱の主役となる馬が…

ジャスティンカフェ(8番人気想定・北村友一)

まず何と言っても、今年の道悪での持続力が問われる勝負において、
このジャスティンカフェの持っているタフネスは本当に素晴らしい武器となると思います。
父:エピファネイア(欧州)
母父:Workforce英(欧州)
この直近4年間での勝ち馬と同様に、体力とスピードの持続力が試される一戦において、この非サンデー系の父と母父をもっているという事はかなりの協調材料です!
新馬戦での泥んこ馬場で力強い抜け出し方を見ても分かる通り、こうした力の居る馬場でのスタミナ勝負になるのはこの馬にとっては好都合!
これだけの重厚なスタミナ血統で構築されてしまいますと、途端に瞬発力勝負になった瞬間に反応が出来ず置いて行かれるというケースも少なくはありません。ただ、雨の不良馬場での35.6秒、スピード馬場でも良馬場では32.5秒、とそれぞれ両極端な舞台設定の中でもしっかりと対応して記録した2戦連続の上がり最速時というのは評価すべき個性だと考えます。
一週間前の追切の時点でも格上の古馬と余裕十分に追走して先着しておりましたし、古馬と比べても迫力がありましたので、ここへ向けての状態の良さが確認出来ております!
だからこと、最大のカギというのは「雨量」「馬場コンディション」
この2つだと思っています。
馬場が悪化すればするだけ、ゆったりと追走出来る分この馬にとっては有利なコンディションになってくるかと思います。